バスティン

今年の春に入会した3名の小学生。バスティンのピアノパーティーAから始めて3名とも今Bを勉強中。最初はドレミの位置やらリズムやら、初めてのところからのスタートで勿論最初から「カンペキ!」なんてことは無かったわけだけども、Bの半分を過ぎた頃からリズムは私の誘導無しでもシッカリ取れ、鍵盤の位置関係なども自然にカンペキになってきて、あらためてバスティンの教材のスゴさを実感している。もちろん、生徒さんも良くおさらいしてきてくれている証拠なんだけど!
あと、バスティンはやっていても楽しいので自然に弾きたくなるみたいで、最初は全く練習してきいなかった子も、今では楽しく練習してきてくれているみたい。
弾けるとまた、楽しくなるよね!

バスティンの教材から始めなかったYちゃんは譜読みと、ハ長調以外のポジションが苦手だったのでバスティンCからやってみると、短期間で「あ!こうやって読むのか!」が分かってどんどん弾くのが好きになってきた。

小6のKちゃんは今、バルトークをはじめ近代の作曲家の曲を多く練習している。古典だけではなく、様々な響きに触れるといいと思う。彼女の使っている教材はロシアのもので、ヨーロッパに住んでいたときにやっていたものだったそうな。その教材は所謂「教則本」ではなく、難易度を考慮して選ばれた、「曲集」兼「エチュード」ともいえる素晴らしい本。モーツァルトベートーヴェンバルトークプロコフィエフも一冊にたーーーくさん入っている魅力的な本。日本でも手に入るが輸入になるので送料のほうが高くつくのよね。。。日本でもあればいいのに。