呼吸法

管楽器専門雑誌パイパーズの3月号に尺八奏者の中村明一さんのインタビュー記事があって、すっごく興味深かった。
日本の伝統的な「密息」という呼吸について。ナンバ式歩行との関係。これはもっと知りたい!本を買って読まねば!

呼吸については骨盤の位置関係と深く係わり合いがあるだろうと思っていた。実際、骨盤を立てたとき(この状態を中村さんは「倒した状態」と書かれていた)と何も意識せずあるがままの位置で吹いた場合と、息の入り具合というか、深さが違うと感じていた。あと、体の捻れについて。ナンバ式歩行は体の捻れが少なく疲労感も少ない。やっぱり、吹くときにも体が捻れていないほうが、ストレートに深い音が出ると思う。フルートは構えるとどうしても体が捻れるけど、それを最小限にしたほうが太い音が出るように思う。

ナンバ式歩行で階段を登ると、非常に登りやすいらしい。面白そうなので試してみた。右足出たときに右手を出すのよ。ちょっと人に見られたら恥ずかしいので誰も居ない階段で試してみた。300段くらいかなぁ。もっとかなぁ。分からないけど、かなりの段数ある階段がいつもよりずっとラクに登れた。すごい。なんで???