お笑いチンパンジー

先日書いたこの「お笑いチンパンジー」という曲はどうも子供心を捉えて離さないようで、ウチの2番目の子供もこれを弾くようになった。一日何回聞こえてくるだろうか(笑)

さて。昨日はソルフェージュ力の強化がもっと必要だなと思うことがあり。
指番号を見ながら、指のポジションも動かずに弾けてしまう曲を多くやってくると、気が付いてみたらソルフェージュ力(音楽の基礎能力)が全然ついてなかった。。。ということがある。
昨日のMちゃん。ピアノは好きで良く弾くんだけど、譜読みの段階で躓いている。ドレミで読ませると、たどたどしい。
演奏するっていうのは、楽器を演奏する技術と音楽の基礎能力(理論的な理解力というのかな)の2つが必要。
どちらかが欠けていると、途中で躓く。

Mちゃんは技術のほうが先行しているので、基礎能力が追いつくよう努力しないと。。。。
基礎能力が先にある場合はそれを埋めるべく何を練習すればいいのか自ら見出せるが、逆の場合はやる気が失せる原因になるので早急に手を打っておかねば。。。と私も焦る。。。

そこで、先週は宿題を出しておいたのだが、やった形跡はなく、やってくれないと先に進めないのでこちらもまたもう一度初めから説明し直し。

こちらが焦って一生懸命になったところで生徒のほうとの温度差がある場合は空回り。

一旦ピアノやフルートを演奏する技術を獲得する前に、もしくはそれと同時に、ソルフェージュ能力を高めるために少しの時間を割かねば。。。と思い、現在生徒さん全員に少しの時間をその勉強に使うことにした。

最終的には、自分がやりたい曲の楽譜を自分で買って、自分で楽譜を読んで演奏できるくらいに自立すること。ここなんですから。(もちろんプロになりたいっていうならそれじゃいけませんけど)

レッスンの時間の30分間、40分間が楽しいっていうのは肝心なことだけど、楽しいだけではいけない。後々読譜力という財産が残らないようでは勿体無いです。
受験で忙しくなりレッスンに通えないとか、先生とは相性が悪いからやめたいとか、まぁそんなことはあって欲しくないですが(笑)そうなったときでも、自分で弾きたい曲は弾けるくらい力をつけて欲しい。それが私の願いです。

なので。たまにはビシっと言います。厳しいことも言いますが、上記のことを踏まえてのこと。可能性のない子には言いません。それ以前に可能性のない子っていう子も居ませんけど。
みんな上手になる可能性を秘めている。だから、もっともっと伸びろ!!!と思ってしまうんですね。

あんまりがんばらず。。。でも。
いっしょにまた、がんばっていこう。