譜読みが苦手なMちゃんとYちゃんのために、手荒く(笑)手書きで練習曲を書く。いや、とあるテキストを一オクターブ上げて読む練習用にしただけですけど。
これが意外と効果を上げ、2人ともめきめき読譜力がアップ。素晴らしい!私!(笑)
本人たちも読めるようになって「読めるね。簡単だね」って嬉しそう。よかったよかった。
字が読めれば好きな本を読めるように、楽譜が読めれば自分の好きな曲を弾けるでしょ?大きくなってからもできるでしょ?って言ったら、神妙な顔で「うんうん」と頷くMちゃん。
このまま読めなかったらどうしよう。。。。と私も焦っていたので、ちょっとホッとしました。


社会人25歳のNさん。ここへ来て1年。最近はご自身のリクエストでドビュッシーの「夢」をやっている。譜読みで結構苦労しているが、一回のレッスンごとに着実に出来ている。大人になってからレッスンに来る人は、みんなまじめに練習してきますね。して来ない人は、お目にかかったことがないかも。
同じく40代のOさんも、毎回着実に上達されていて、みなさんお仕事もありながら時間を上手にみつけて頑張っていらっしゃる。趣味を持つっていいですね。私は趣味もないので羨ましい。

フルートの高校生。彼女もここへ来て1年。してくる質問がなかなか素晴らしい。曲の最後はどうやって音を消していくのか。同じフォルテでも、消し方が違う。どういう場合にどうやって?とつっこんだ質問をしてくる頼もしい生徒。「マッチ売りの少女の話でね、この場面はね、」と私が話し始めると「でた!」と楽しそう。

私は音楽に物語を持ち出して表情の説明をするのだが、高校生だから取り上げるイメージに苦戦することがある。なので、ちょっとおかしな話になってしまうのだな。

イメージといえば、ブルグミュラーをやってるKちゃんがバラードという曲で「これはヘンゼルとグレーテルの最初の場面みたいで・・・」と言ったとき、その想像力に驚いたこともあったなぁ。

もう11月か・・・と思ったら一年を振り返りたくなってしまいました(早いって・・・)